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大阪療術センター 療術セラピー の日記

痛みの分類

2011.05.12

≪侵害受容性疼痛≫
 侵害受容性疼痛は痛みを起こすほどの組織損傷(怪我)が発生した場合に、これを感知するための受容器(侵害受容器)があるのですが、この受容器がかかわる痛みのことです。
 痛みを起こす組織損傷を感知し脳に痛みを伝える侵害受容線維は、2種類あります。Aδ線維(Aデルタ)とC線維です。
・ Aδ線維は鋭い痛みを伝えます。捻挫した瞬間やぎっくり腰の瞬間に激しく走る痛みや強い痛
 みなどはAδ線維が痛みを脳へ伝えています。Aδ線維の伝える痛みの特徴は「ここが痛い
 場所」とハッキリ場所を言えるのが特徴です。
・C線維は捻挫やぎっくり腰などの激しい痛み(Aδ線維)の後に時間が経つにつれてじわじわと
 感じてくる痛み。このじわじわと鈍く、痛みの範囲も広がっていくような痛みをC線維が伝えて
 います。
 この痛みを伝える侵害受容器は体の筋肉・靭帯・臓器・骨膜・脳膜などに存在しています。
 肩の痛みや腰の痛みは筋肉が関係しているため、この侵害受容性疼痛に含まれます。  

≪神経因性疼痛≫

神経そのものの構造異常から発生する疼痛。
・侵害刺激なしで疼痛が発生する。
物理的傷害による末梢神経、機能的障害による慢性疼痛疾患の一種である。これらの痛みは、本来の疼痛意義である組織障害の警告という意味は既に失われており、苦痛としての痛み自体が障害となりうる。  


≪心因性疼痛≫ 
  からだの異常によるものでなく、心理的な原因に由来する。明らかな身体的原因がなく、その発生に心理社会的因子が関与している痛みを、従来「心因性疼痛」という病名が用いられた。

 しかし、いわゆる「心因性疼痛」の多くには、心にのみ原因があるということではなく、多くの要因(生物学的、心理的、社会的、行動要因)が複雑に関与する可能性がある。心理的要因によって引き起こされる痛みで,仮面うつ病や神経症などでみられる。

医療機関にて痛みの原因を探るのが良いですよ。

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